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無題

先日の雑談でアメリカンな自転車の謎について書いた。
色々考えてみたが、すべては謎のままだ。

良い、すべてはそれで良い。

昔、僕が小学生の頃にもチョッパーハンドルの自転車は存在した。
でも、さすがに今のアメリカンバイクみたいにバンザイするタイプじゃ
無かった。
僕らが子供の頃は、スーパーカー人気がまだ続いていて(というか
ジャストミートとも言う)、自転車にもその波は押し寄せてきた。

なんとライトがリトラクタブルの自転車が登場し、TVでもガンガンCMを
流し、当時のヤングのピュアなハートを鷲掴みにしたのだ。
しかもリトラ機構が電動。もうどうにでもしてくれ状態だ。
当然、皆がこぞってそのスーパーチャリを購入した。今の子供のように
夜遊びバッチコイな時代じゃなく、ライトを使うことなど年に数回しか
訪れない子供たちは、昼間に意味も無くリトラを上げ下げしつつその
スーパーチャリで爆走していた。

もちろん、僕も欲しくてたまらなかった。しかし、何のイベントも
発生していないタイミングで「自転車を買え」などと言うことは、
その頃の僕にはタブーであった。
そして待ちに待った誕生日に、満を持して僕は親に自転車をねだった。

そのころ乗っていた自転車は相当ガタが来ており、その要求は驚くほど
すんなりと受理された。僕は飛び上がって喜び、親と一緒に自転車屋へ
向かった。
誕生日のカウントダウンを始めた頃から、僕は自分が買うであろう
自転車の名前を何度も何度も練習した。うっかり言い間違えて、違う
自転車が来ては大変だ。僕が欲しいのはリトラクタブルライト搭載の
スーパーチャリなのだ。他の自転車には用は無い。

そしてその練習の成果を発揮するときが来た。僕は店員さんにハッキリ
とした大きな声で「○○○○○○下さい!」と告げた。
しかし、その店員の口から発せられた言葉は僕を大いに驚愕させた。

売り切れです。

僕はそれまで10年弱生きてきて、一番ガッカリした。よりによって
売り切れとは。ああ神様は非情だ。

しかし!

その店員の後ろにあるモノを見つけた僕の目は鷹の様な眼光を放った!
「新製品」と張り紙された、
リトラクタブルライト搭載の自転車だった。
僕の目から発するレーザーに気づいた店員が笑顔でこういった。

「ああ、これ今日入荷したんですよ。」
新製品。嗚呼、なんとイイ響きだろう。まだ全世界でこのマシンの
存在を知っているのは、僕とこの100万$の笑顔を持つ店員だけだ。
(注:そんな事はありません)
僕は新宿歌舞伎町のヘルスで数ある写真の中から2秒で矢口似を指名した
時のように即決した。(注:実話です)
ブツさえ手に入ればこんなチンケな店に用は無い。2バーツのしけた
笑顔を浮かべた店員の説明など軽くいなし、僕は店を後にした。

さて、何はなくともリトラだ。これさえ付いていれば、ママチャリで
あろうが三輪車であろうがスーパーマシンに変身する。
ましてやコイツは新車なのだ。リトラを搭載するために生まれてきた、
そういう宿命のマシンなのだ。リトラを動かさずして他に何をすると
言うのだ?
さて、まずは電池を入れなければ。いくら科学万能の時代とは言え、
電池が無くては始まらない。僕はそういうところは抜かり無いんだよ。
キチンと電池の形式を調べてから買わないと、うっかり違う電池を
買ってしまうと大変なことになる。説明書で調べて・・・・・と。
ん?書いてないぞ?不親切な説明書だなぁ。とりあえず現物で調べよう。
・・・あれ?電池ボックスは?どこに付いてるの?
・・・・・・。
・・・。
・・?




背中に冷や水を浴びせられたようなすさまじい悪寒に襲われ、ヘンな
汗がワキの下をしたたり落ちる感覚を覚えながら、僕は恐る恐る、
リトラの開閉レバーをゆっくり押し下げた。
そこで僕は見たものは、
自分の指の動きにピッタリシンクロしながら、ゆっくりと開くライトだった。





その後の事はあまり良く覚えていない。

謎を解こうとすると、うっかり自分の封印した記憶までその封印を
解きかねないということが身をもってわかった。

今では反省している。


サンヨー3600PageTopSANYO放電データその1

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